園長のこぼれ話

小著がご縁

■2日程前、事務員が「東京の大学からミニミニ発表会を見に来たいとの電話がある」と。こどからミニミニ発表会のことを知られたのか、学生か、先生か等、来られたら分かることなので、もちろん、お越し下さいと伝えるように言いました。
■階下に降りると、すでに講堂におられ、発表会も始まりそうなので、挨拶程度で話は終えて、午後の部が始まるまで話をお聞きしました。M大学の幼児教育科で教えておられるとか。その大学が授業の見直しをされていて、同僚の先生が小著「クリエイティブ・ムーブメント」を紹介され、そこから千里敬愛幼稚園のホームページに辿り着かれ、大学の授業が終わったのを見計らってのご訪問。教育要領の「表現」は以前の音楽リズム、絵画製作を強引にひとつにしただけ。もともと身体表現は「お遊戯」程度としか見なされていないので、表現担当者は、美術か音楽の専門家。でもでも、小学校や中学校でダンスが必須になったからと言って、体育教師がどれだけ音楽を理解しているかとなると疑問だし、音楽の専門家、美術の専門家しかりです。元々クリエイティブ・ムーブメントは小さな子ども達にモダンダンスの基礎を教えるために考案された活動なので、芸術の5分野、文学、美術、音楽、舞踊、映像のうちの舞踊に属します。大学の先生から表現としての身体表現の助言を求められたことはあっても、いつもどれだけ理解してもらえているか半信半疑でした。
■ところが、この方、お茶の水女子大でダンスを専攻されていたそうです。お茶の水女子大にそんな学科があるとご存知ない方も多いでしょうが、私にクリエイティブ・ムーブメントを紹介してくれたハワイ大学の教授は毎年夏の集中講義をお茶の水女子大でされていたのです。そのついでに当園にも来てもらって教員達に指導をしてもらったこともあります。時代が時代だから、今日来られた方はその教授のことはご存知なかったですが、早速先輩に聞いてみると言われて帰られました。こんなところで、こんなときに、太いパイプが繋がるなんて奇跡に近いです。
■先日亡くなった友人のダンサーは楽譜は一切読めなくても、とても音楽表現の豊かな振付をしていました。音楽家が音楽に合わせた動きを創り出せるかは疑問でも、ダンサーなら音楽を聞いて、身体で音楽を表現できます。何か新しい光を見出した思いです。この方、家庭をお持ちなので今日は一旦東京に戻られ、火曜日のミニミニ発表会にもお越しくださいます。ハワイ大学の教授のことも調べてこられるでしょう。東京の勉強会仲間の園に連絡すると、そちらでもミニミニ発表会をこれからするとのことなので、それらの園にもきっと足を運ばれるでしょう。新しいご縁になりますように。

楽しいから好き!が合い言葉。子ども達も保護者も通いたくなる幼稚園を目指して

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