園長のこぼれ話

文楽版・仮名手本忠臣蔵

■文楽は時代物と世話物に大きく分けられます。一言で言えば、時代物は武士、世話物は庶民の話です。私は圧倒的に世話物が好きです。でも、今日は仮名手本忠臣蔵。時代物の代表作と言えるでしょう。なので今まで一度も足を運ばなかったですが、食べず嫌いで済ましたくないと、昨夜ネットでチケットを購入。4時スタートで終演は8時20分。15分と25分の休憩があるとは言え4時間以上。しかもこれで全編ではありません。前半は午前11時から。いえ、2部制の全部を見ても、討ち入りまでは行き付けません。江戸時代の通は、好きな場面だけ見て、それ以外は芝居小屋近くの茶屋で飲食をして時間を潰していたようです。長い。ワーグナーが作曲したオペラ「ニーベリングの指輪」は4部作で全部見ると20時間以上になるので、長さではこちらの方に軍配が上がりますが、歌舞伎や文楽の通し狂言は丸一日。いえ、相撲だって全部の取り組みを見たら何時間になるのでしょうか?日本の娯楽は一日がかり。だからTDLやUSJも一日がかり?
■さて仮名手本忠臣蔵。今日見た段は「おかる・勘平」を軸にした段だけでした。勘平は他の義士に遅れを取ったため、猟師として生活していて、おかると言う女房もいます。だから侍の世界の物語ながら、結構世話物的な内容でした。ただ、ほとんとが武士だったので、世話物では見せ場のひとつ女性の艶やかな、人形でしか表現できない艶っぽさは殆どなかったです。写真の場面程度です。
■余談ですが勘平のモデルは萱野三平という人で、生家は箕面にあります。
■終演後、道頓堀まで歩いて夕食。凄い人ですね。しかもインバウンド客。9時近いのに行列もあちこちに。
■雨も上がって明日のOB会は賑やかでしょう。園庭には何カ所か水溜まりが出来ていますが、水はけの良い園庭だから、少し整備したら大丈夫でしょう。

楽しいから好き!が合い言葉。子ども達も保護者も通いたくなる幼稚園を目指して

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