■活動時期:7月上旬
■ねらい:墨筆での線描 コンテの擦り込み
■画材:画用紙(白)、墨、墨筆、コンテ(青、緑、黄、赤、黄土)
■導入:サボテンの画像を見て、形について話し合う。
■東京都東村山市秋津幼稚園の実践です。
墨、コンテのサボテンは昨年、勉強会仲間の園で実践され、画材とテーマが年中にはとても相応しくてここでも紹介した後、多くの園でも実践されていました。
この6月、福岡県遠賀郡水巻中央幼稚園の先生が実践された際、ある子が「花を描いてもいい?」と聞いたそうです。その言葉に多少躊躇されたそうですが、出来上がった作品に小さな赤い花が可憐に咲いていて見事な出来映えでした。この子はどこかでサボテンに花が咲いているのを見ていたのでしょう。この実践では最初から花を意識した導入をされていなかったので、花をつけているサボテンの作品は数点でした。
この話を関東の勉強会で口頭の説明をすると、早速実践して下さいました。
サボテン自体の線描も見事だし、花の色として出した赤をサボテン自体にも使った作品も、決して色遊びに走っているのではなく、子どもそれぞれの感性として見えてきます。
コンテの擦りや、混色も活動前に押さえておられるので、空や土をそれほど擦っていなくてもサボテン自体を引き立てる効果にさえ見えます。
■活動時間 線描:5分〜20分 彩色:20分〜55分

 

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楽しいから好き!が合い言葉。子ども達も保護者も通いたくなる幼稚園を目指して

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