園長のこぼれ話

大阪中之島美術館

■粉もんや吉本新喜劇以上に伝統のある文楽に対する補助金を削ったりした当時の大阪市長は文化がお嫌いだったようで、長年計画されていた市立美術館の計画そのものを撤回したために、当初の予定よりかなり遅れて2年前の春に開館した大阪中之島美術館で開催中の「醍醐寺国宝展」に行ってきました。この辺りは阪大の跡地で、一時オペラハウスの計画も出たようですが、すぐに立ち消えた因縁の場所。すでに廃校になり、今は更地になっている母校の高校の目と鼻の先です。
■仏像の数は空海展より少なかったですが、寺院では正面からしか見られない仏像を360度から見られるのは美術館ならではです。

■大威徳明王像は六面・六臂(ぴ)・六足で牛にまたがった迫力の仏像でした。英語で仏像を「buddhist image」と言います。よく見かける千手観音の千本の手は万人を救うという意味がありますが、大威徳明王は何を意味しているかネットで調べると、死すら追い払う力があるとか。
■展示室の中央部分の開放的な部屋では何故か初音ミクがいて、そこでは写真撮影OKとかで、若い人達がたむろしていました。初音ミクが醍醐寺でコラボしたのでしょうか?それともこの展覧会のためのコラボでしょうか?元市長が「ちゃっちい美術館に金を使うのなら学校に冷房を設置すべきだ」なんて言ったそうですが、館内は冷房も効いていて、文化の香りが漂っていました。

楽しいから好き!が合い言葉。子ども達も保護者も通いたくなる幼稚園を目指して

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