パス+絵の具(年少) 1学期(年少) 描画年少 年少・ヒヨコ by 千里敬愛幼稚園2018年9月26日 ■活動時期:7月中旬 ■画材:画用紙(白)、パス(こげ茶)、絵の具・黄色(黄+白+オレンジ)、オレンジ(オレンジ+黄色) ■ねらい:パスの線描と絵の具の彩色 ■導入:壁面製作で作ったヒヨコの特徴を話し合った後、パスで描く。 ■東京都東村山市秋津幼稚の実践です。 描画活動を勉強会で取り上げた頃は、年中でも絵の具だけでの描くことが多かったです。当時から、出来上がった作品にパスなどで付け足しの作業は無意味だと子ども達の反応から分かっていましたが、絵の具だけだと、年中になると、とても雑な作品になる傾向を読み取り(子ども達が集中していない)、パスでの線描などを多用するようになりました。輪郭を線描してそのあと最初するだけが技法ではないと理解しつつも、飛躍的に内容のある作品に仕上がっていったのは事実です。勿論、活動時間も長くなりました。 その流れで、年少でも、形を整えるには絵の具一辺倒ではなく、パスなどの線描も効果的だと分かってきました。無論、絵の具の色から形を整える時期も大切にしたいですが、2歳児保育の実践を重ねると、2歳児でも可能であり、2歳児保育を経験している子が増えてくると、自然と次の段階に進まなくてはなりません。 ■この実践には多くのヒントがあります。色を2色(しかも鮮やか!)に限定されている点、しかも濃度も濃いめにされている点も見逃せません。なお、市販の絵の具の色はメーカーによっても多少違うので、微調整する方が深みが出ます。 ■線描は1分〜3分で、彩色は3分〜10分、集中して描いていたそうです。なお、指導案には「線描が出来た子から彩色を始める」とありますが、線描が1〜3分なので、絵の具を出すタイミングはほぼ全員が線描を終えた後と考えるのが妥当でしょう。もし、線描にもっと時間を使う子が多くいる場合は絵の具を出すタイミングは一旦活動を中断する方が良いでしょう。 投稿ナビゲーション Previous Post Next Post
■活動時期:7月中旬














































■画材:画用紙(白)、パス(こげ茶)、絵の具・黄色(黄+白+オレンジ)、オレンジ(オレンジ+黄色)
■ねらい:パスの線描と絵の具の彩色
■導入:壁面製作で作ったヒヨコの特徴を話し合った後、パスで描く。
■東京都東村山市秋津幼稚の実践です。
描画活動を勉強会で取り上げた頃は、年中でも絵の具だけでの描くことが多かったです。当時から、出来上がった作品にパスなどで付け足しの作業は無意味だと子ども達の反応から分かっていましたが、絵の具だけだと、年中になると、とても雑な作品になる傾向を読み取り(子ども達が集中していない)、パスでの線描などを多用するようになりました。輪郭を線描してそのあと最初するだけが技法ではないと理解しつつも、飛躍的に内容のある作品に仕上がっていったのは事実です。勿論、活動時間も長くなりました。
その流れで、年少でも、形を整えるには絵の具一辺倒ではなく、パスなどの線描も効果的だと分かってきました。無論、絵の具の色から形を整える時期も大切にしたいですが、2歳児保育の実践を重ねると、2歳児でも可能であり、2歳児保育を経験している子が増えてくると、自然と次の段階に進まなくてはなりません。
■この実践には多くのヒントがあります。色を2色(しかも鮮やか!)に限定されている点、しかも濃度も濃いめにされている点も見逃せません。なお、市販の絵の具の色はメーカーによっても多少違うので、微調整する方が深みが出ます。
■線描は1分〜3分で、彩色は3分〜10分、集中して描いていたそうです。なお、指導案には「線描が出来た子から彩色を始める」とありますが、線描が1〜3分なので、絵の具を出すタイミングはほぼ全員が線描を終えた後と考えるのが妥当でしょう。もし、線描にもっと時間を使う子が多くいる場合は絵の具を出すタイミングは一旦活動を中断する方が良いでしょう。