園の教育

年間の行事

1年間の月別写真集はこちらから

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千里敬愛幼稚園の1学期を「経験の学期」と位置づけています。いろんな活動を単発的に経験します。
年少児達も天気が良ければ入園式翌日から外遊びをします。でも、自由に外で遊ぶのではなく、クラス単位で砂場や遊具でたっぷり遊びます。新入直後の子ども達は不安から決して勝手な行動は意外と取りません。クラス単位で遊ぶことで、自分が何組かと自覚するようです。入園当初の子ども達を保育室に閉じ込めていたのでは、enji2017041243「ママ〜!」との泣き声が伝染するし、幼稚園そのものが「退屈なところ」との印象を持ってしまいます。逆に、泣いていても、隣で楽しそうに遊んでいる子がいると、それにつられて遊びに参加する子もたくさんいます。自由に遊んでいるだけでは、enji2017041266「幼稚園では何をしても良い」との間違った印象を持ちます。
子ども達の好きな外遊びをクラス単位でタップリ遊んだ後はenji2017041392お母さんの手作り弁当を入園3日目ぐらいからいただきます。
千里敬愛幼稚園では1週間もするかしないかの短期間で新入園児達にも落ち着きが見られるようになります。

■園外保育

進級児の年長や年中は4月中に早速園外保育にも出かけます。新しいクラスの子ども達との交流を深めるのには園外保育はとても効果的です。年少児も5月には早速出かけます。
enji20170511s141  年長は5月の連休明けに子ども達だけで(お手伝いのお母さん方の引率は当然ありますが)電車に乗って天王寺動物へも行きます。親子遠足ではなく、子ども達だけで行くのに意味があります。特別な楽しさを子ども達だけで共有すると、その日から一回り大きくなったようにさえ見えます。

■色水遊び、塗たくり遊び

年少は色水から始まって、5月6月に汚れを気にしないでタップリ遊びます。入園までの生活で、汚れを気にしすぎる子も中にはいます。子どもらしい大胆な遊びは、同時期に行く農園体験や、絵の具遊びにも活かされます。

■農園体験

1学期には箕面市の契約農家さんの畑でジャガイモ掘りや玉葱掘りを体験します。

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■園内プール

7月はたっぷり園内の仮設プールで遊びます。
なお年長児は江坂のマックプールに4月下旬〜10月下旬に15回、クラス毎で行きます。
遊びを中心にして、水の恐怖をなくすのが目的です。

■お泊まり保育

千里敬愛幼稚園のお泊まり保育は園内で行ないます。毎日過ごす保育室に布団を敷きしめて泊まるので、親元を離れて過ごす一夜に不安を持っている子も参加できます。また、体調を崩した子も、就寝まで皆と過ごすのも可能です。なお、お泊まり保育は夏休みに入ってすぐの2日間です。

■当園主催研修会

お泊まり保育前後の2日間、全国の先生方を対象に当園独自の研修会を40年以上続けています。主に前年度、当園で行なった発表会を当時の担任達が参加者に指導します。

 

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■夏祭り

夏休み最後の日に夏祭りを行なっています。

長い夏休みで生活のリズムを崩している子も中にはいるので、お土産の入った袋釣り、迷路、綿菓子を食べたりして夏休み最後の日を楽しみます。
そして翌日から本格的に2学期が始まります。

2学期は「充実の学期」です。1学期に単発的に経験した活動を集中的に行なうことで、子ども達の能力がグンと向上します。

■運動会

「毎日が運動会」。
単に運動会当日のための繰り返し練習するのではありません。もし、そうだったら、運動会が終わると、指導者も子ども達も、早く忘れたいとさえ思ってしまいます。いえ、繰り返しの練習だったら、必ず登園拒否を起こす子すらいます。
「毎日が運動会」は「楽しさの連続」です。それを保護者の方にも見ていただきたいので、9月からは毎日のように活動を公開しています。初めて経験したときの子ども達の様子が、2〜3週間でどう変わっていくかを、見守っていただくためです。
運動会当日が終わっても、すぐに違う種目に挑戦する「ミニミニ運動会」もあります。

千里敬愛幼稚園の運動会では鼓隊も組み体操もありません。競技主体で、子ども達の運動面での発達、意欲、仲間意識を育てることに主眼を置いているからです。

■学園祭り(コロナ禍で中止にし、現在、OB会に変更)

11月3日の祝日にOB会を開催します。

■描画展

運動会、ミニミニ運動会が終わると集中的に描画活動が始まります。画材やテーマが変わると毎日のように描いても子ども達は飽きるどころか、益々意欲的に描きます。
11月下旬には講堂に各自1枚ずつの作品を展示し、保護者の方にご覧いただきます。

なお、年齢、テーマ毎の描画作品はこちらからご覧下さい。

■製作展

幼稚園や保育園の教育内容を見極める上で、需要なのが三大行事と位置づけている「運動会」「発表会」「製作展」です。
千里敬愛幼稚園の製作展もいくつもの経緯を通して、現在の形になりました。
●作る楽しさ
●作ったもので遊ぶ楽しさ
の2点に絞った行事として今では定着しています。数週間に及ぶ活動の最後の頃には保護者の方と一緒になって遊んだり、他の学年の子ども達とも遊びます。

■音楽参観

年長は7月、年中は10月、年少は12月に音楽参観があります。
子ども達の活動を見ていただくだけではなく、保護者の方にも参加して当園の音楽指導を体験していただいています。(写真は年少)

 

■年長リレー大会

9月の運動会、10月のミニミニ運動会とは違うチーム編成で、2日間にわたり開催します。
マラソン大会をする園は多いですが、単独での走力では遅い子はいくら頑張っても栄冠はつかめません。リレーはクラスの仲間と力を合わせて、カバーし合って勝利に向かいます。
子ども達への応援歌として園長が作詞作曲した歌も子ども達の心に残ります。

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■年長お茶会

正式な茶道ではないですが、和室での所作の基本を知らせ、「ままごと」の延長として1、2学期に2度ずつ行なったお茶会を3学期には保護者の方を招待してのお茶会です。子ども達にとって非日常的(お菓子をいただけるのも大きい要因)な活動で、幼稚園生活の思い出のひとつとして記憶してくれるようです。

 

■保育発表会

2月中旬の大イベントです。衣装も照明もありません。でも、子ども達の生き生きとした表現は見ている人に感動を与えます。
発表会後も役を替えてのミニミニ発表会の他、講堂が使える間は何度も何度も発表会を楽しみます。
当日までの講堂での様子をクラス単位でまとめてあります。

 

■年長・京都西本願寺参拝

園生活、最初で最後の親子遠足はバスで京都西本願寺に卒園の報告に行きます。

 

■年長・縄跳び大会

60秒、40秒、20秒、10秒と挑戦して、クラス毎に得点を集計します。

 

■年中・リレー大会

年中のミニミニ運動会までは独自の方法のリレーを行なっていて、3学期は年長と同じ方式のリレーに挑戦。

■年少・リレー大会

年少は年中のリレー形式で。3学期はどの学年も進級への期待感を高める活動を準備します。

 

■年長・卒園式前日のミニリレー大会と発表会

残り少ない日を卒園式のリハーサルで費やすのはもったいない!リハーサルは前々日の1回きり。卒園式の前日はミニリレー大会と保育室での発表会。子ども達も保護者の方も最後の最後まで園生活を謳歌してもらいます。

 

■卒園式

リハーサルは1回だけ。

楽しいから好き!が合い言葉。子ども達も保護者も通いたくなる幼稚園を目指して