三大行事の捉え方

幼稚園や保育園の三大行事は「運動会」「製作展」「発表会」でしょう。
これらの行事によって、その園の保育内容、教育方針が顕著に分かると言っても過言ではありません。
教育、指導という名の元で子ども達の「ロボット化」「下請け化」が当然のように行なわれています。換言すれば「やらせ」です。
別のページで「練習」「頑張る」を教育現場から排除していると書きました。子ども達の「やりたい!」の思いを無視したすべての活動は「やらせ」であり、運動会や発表会で保護者の前で「日頃の成果」を披露する子ども達は遠隔操作のロボット以外のものではありません。
また、飾りたてられた製作展では、指導者が子どもの負担や出来映えの差異を気にするあまり、準備周到のパーツを組み立てるだけであったり、それでも充分作ったり、描けなかったら放課後手を加えることもあります。

行事は単に「日頃の成果」を見ていただくものではなく、「子どもの成長」を保護者の方と指導者が共に喜ぶ機会ではないでしょうか?
ですから私達は三大行事の前に自由参観を設けて、子ども達の活動過程を見ていただきます。それだけではありません。運動会の後にも違った形式での運動会や競技大会を行ないます。もちろん、保護者の方にもご覧いただきます。発表会も卒園式や終了式直前まで活動を続け、自由参観としてご覧いただいています。

このようなことが可能なのは、子ども達自身が、その活動を楽しんで取り組んでいるからです。子ども達の思いを無視して行事まで突っ走ったら、子ども達も指導者も、行事が終わったらその活動自体を楽しむなんてできなくて当然でしょう。

行事の見栄えに囚われることなく、子ども達の思いと成長をしっかり見届けて下さい。